レビュー

【ネタバレレビュー】 忙しい人のための映画モンスターハンター紹介

ミラジョボビッチ主演のゲーム原作映画「モンスターハンター」を鑑賞したのでレビューしていく

なお、最初にネタバレなしのレビューをし、その後ネタバレありのどういう映画かの解説をしていく

映画公開日:2021年3月16日
映画視聴方法:Amazon Prime Video
レビュー日:2022年9月26日

レビュー点数:
大人気ゲームモンスターハンターをミラジョボビッチ主演で実写ハリウッド化
モンスターの挙動がゲームそっくりでゲームファンもにっこり
弓や大剣など武器デザインもゲームから出てきたような本物感があり、双剣の鬼神化モーションなども作中で再現されている

作品としてはモンスターハンターが好きというのが大前提の作品
特にベースになってるのはモンスターハンターワールドなのでプレイ済みなら尚良し

ストーリーは現代人のミラジョボビッチがモンハンの世界に異世界転生するという中学生が考えたような内容である

また登場モンスターが少なく大型モンスは3体だけである、しかも不人気モンスターのネルスキュラもいる

全体的な内容はミラジョボビッチがモンハンのモンスターと戦ってるな だけの作品
序盤の無慈悲なモンスターの強さはリアルで良い
だが、ちょくちょくモンスターが背景から浮いて見えるような合成の甘い箇所もある

モンハン好きでミラジョボビッチ好きorミリタリーマニア でやっと3点が付くレベルの作品
良かった点はモンスターがリアルということくらいですね

さてここからはネタバレありの映画モンスターハンター解説
映画をもう見た人、見る気はないけど内容だけ知りたい人用になります
見たい方は下にスクロールしてご覧ください

まずラスボスはリオレウスです

物語はアメリカ軍レンジャー部隊のミラジョボビッチ大尉達のチームが
砂漠地帯で行方不明になった別部隊のB班を捜索するところから始まる

B班の痕跡を探しているところでとてつもない嵐に遭遇
嵐が過ぎ去って気付けば別世界の砂漠にいた
雷でコンパスや電子機器がやられ頼れるのは手持ちの重火器のみ

砂漠を彷徨っているとディアブロスと遭遇、戦闘になる
ライフルの弾を通さない硬い皮膚、無慈悲に蹂躙される隊員たち
角で貫かれた隊員が手榴弾全部使いディアブロスを怯ませ、退路を作る

犠牲を出しながらも洞窟に逃げ込み生き延びた隊員達だったが、洞窟にはクモ型のモンスターネルスキュラが潜んでおり襲われる

ネルスキュラに背後から突き刺され絶命するミラジョボビッチ

隊員が心肺蘇生するも助からずネルスキュラの大群に追われ放置されるミラジョボビッチ
その後よくわからないが息を吹き返すミラジョボビッチ

結局ネルスキュラに捕まるミラジョボビッチ

他にも隊員数名が捕まり卵の繁殖場みたいなところでミラジョボビッチが目を覚ますのだが、完全にエイリアンのワンシーンからパクっただろうという絵面

10人近くいた隊員がモンスターに遭遇して半分ぐらいは死ぬんだろうなと思ったら開始30分でミラジョボビッチ以外全員死ぬ




その後絶望の中、歩くミラジョボビッチはハンターの青年と出会うがお互い敵だと思い戦闘になる

ハンターの青年

結構なボコりあいになった末、ズボンにあったチョコを青年に食べさせ仲直り
やはりアメリカ軍人のポッケにはチョコがあるだ<ギブミーチョコレート>

味方になったハンターの青年が作った洞窟の家でお世話になりながら、双剣の使い方を教わるミラジョボビッチ
ちなみにこのハンターの青年は言葉が通じず名前は分からないどころか設定上もハンターという名前になっている

砂漠の向こう側に嵐の塊と雷鳴が轟いており、そこに行きまた嵐に巻き込まれれば元の世界に帰れると感じるミラ・ジョボビッチ
だが砂漠はディアボロスがうろついてて出れない

砂漠の真ん中にはこの世界に来たときのバギーが横転している
バギーの中にはRPG(ロケット砲)があり、それがあればディアブロスを倒せるとジェスチャーでハンターの青年に教える

そしてネルスキュラの牙の毒でディアボロスを眠らせて車まで辿り着きRPGでディアボロスを倒すという作戦を立てる

ミラ・ジョボビッチを囮にしてネルスキュラを誘い出し、ハンターが飛びかかって攻撃する

その後、無事ネルスキュラの顔をぶった切って牙を手に入れて撤退

ハンターの青年が銛(モリ)にネルスキュラの牙(毒)を仕込んで準備する
この男、毒があるはずの牙をずっと素手で触ってるんだが




無事ディアブロスを倒して砂漠を進むとオアシスに辿り着き、久しぶりの水と肉を口にし満足していたところにリオレウスの襲撃を受ける

火に怯えた草食動物の群れが逃げてきて轢き殺されそうになるが、古代のハンター達に助けてもらう

その後、古代のハンター達に敵と誤解され牢屋に入れられるがハンターの青年が説得し5分でシャバに出る
すぐ出すのなら捕まえる描写不要なのでは?

コックのいかついアイルーも出てくる

古代のハンター達は見た感じモンスターハンターワールドのキャラがモチーフになっているようだ
ワールドのブサイクな相棒そっくりの女性や5期団のソフトモヒカンの男っぽいのも登場する

大団長

猿のモンスターみたいな顔をしているがこいつが隊長である
このサル顔のおっさんは以前にも現代人に会ったことがあり、その時に現代の英語を教わったため唯一言葉が通じるハンターである
しかもこのおっさんだけ剣を振るだけで炎の衝撃波を出すチートキャラである

サル顔のおっさんによると雷鳴轟く場所には天廊<スカイタワー>と呼ばれる遺跡があり、遺跡を守る番人がリオレウスだという

じゃあなんでオアシスまで襲撃しにきたんだよ、遺跡守っとけよ

その後遺跡のスカイタワーを壊したい古代ハンター組と雷に打たれて現代に帰りたいミラジョボビッチの利害が一致したため、一緒にスカイタワーへ向かう

特にアクシデントもなくスカイタワーに辿り着きリオレウスと対決

明らかに死にそうな顔してるハンターがいるなと思ったら、思った通り開幕リオレウスに焼かれて死ぬ

ミラジョボビッチ、サル顔の大団長、ハンターの青年の3人でリオレウスに立ち向かい
結構いい戦いをしてたのだが、ミラジョボビッチが崖に追い込まれ墜落

墜落中に嵐に巻き込まれ、なんと現代に戻ってしまう

現代に一人戻ったミラジョボビッチ
現代では捜索隊が出ており、すぐ発見され軍用ヘリに収容される

だが稲光の後、現代にリオレウスが現れ、軍用ヘリを襲撃していく
軍隊も攻撃するのだが奇襲を受けヘリは墜落
もちろんミラジョボビッチは無事、というか無傷

リオレウスに対して重火器で応戦する軍隊だが、まったく歯が立たず、ミラジョボビッチ以外全員やられる

最初は現代兵器とモンハンのモンスター対決で熱い展開だと思ったのだが
よく考えればこれゴジラでよくないか?

そしてミラジョボビッチとリオレウスの一騎打ち
ナパーム弾をリオレウスの口に撃ち込み内部から焼き、倒したかに見えたがリオレウスは起き上がり絶体絶命の危機

そこへハンターの青年が現れ爆弾の矢でリオレウスにとどめを刺す
彼もまた、異世界転生者になったのだ

そこへ「こっちの世界の怪物だからな」と義理堅いセリフを吐きながらサル顔のおっさんも登場
どうみても裏切りそうな顔なのに最後までいいやつだった

そこから急にゴアマガラが現代に異世界転生してくるが戦闘中にまた雷鳴に巻き込まれ、そのまま3人とゴアマガラは古代のスカイタワーにワープする

ゴアマガラの前で3人が気合を入れたところでタイトルロゴが登場、スタッフロールとなる

スタッフロール後に、コックだったアイルーが剣を構えゴアマガラに突撃するという
原作にない行動で一気に台無しにして映画は終わり

以上が映画モンスターハンターです

最後ゴアマガラと戦闘中にスカイタワーの上からフードをかぶった男が一瞬出てくるが、完全に人気出たら2を出そうという魂胆が見え見え

モンスターの挙動は本当に素晴らしく、ミラジョボビッチもアクション女優として素晴らしいのですが、やはりというかミラジョボビッチが戦闘ばかりしているとバイオハザードに見えてくる

浅い内容のシナリオに「え?なんで?」と突っ込みたくなる展開がいくつもありB級感を感じる映画でした。

モンハン知っててB級だと笑いながら見れる人には面白い映画ですが、真面目にハリウッド映画として期待して観るとただのモンスターアクション映画でがっかりするかも、普通すぎるからね

決しておすすめは出来ないのでこの映画のアフィ広告は貼らないでおきます




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